スマートキー用通信基板 開発
製品分類 | 通信基板 |
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業界 | 住設機器 |
提供したサービス① | 回路設計 |
提供したサービス② | 基板設計 |
提供したサービス③ | ファームウェア開発 |
提供したサービス④ | 基板実装 |
お客様の課題
住設機器メーカー様より、キーシステムに使用するスマートキー用基板を開発したいというご要望を頂戴しました。スマートキーのカバーについてはお客様にて設計されており、要求仕様を考慮したうえで、小型化を実現できる基板を開発する必要がありました。
また、当スマートキーはボタン電池駆動を要求されており、電池交換頻度は1年以上となるように、省電力化設計を行う必要がありました。 お客様は、回路・基板設計からファームウェアの設計まで行うことができ、無線回路の設計実績を多く持つ企業に基板の開発委託を検討しており、要求に合致した当社にご依頼いただきました。
当社の提案・サービス
今回の基板開発の案件において重要な点は、省電力化と小型化でした。
省電力化については、マイコンのスリープモードを活用しています。さらに振動センサーを搭載し、一定の振動があった場合のみONする仕様としており、要求事項にお応えしています。
また、小型化を実現するため、小規模マイコンを使用し、OSを搭載せずに開発しています。無線回路でありノイズによる動作不良が懸念されますが、回路設計・パターン設計段階で徹底してノイズ対策を行っています。
今回の案件では、特定小電力無線局の許可が必要でしたが、当社にて取得を代行しています。
対応範囲として、設計だけでなく基板実装まで当社にて行っています。また試作開発から量産まで一貫して当社にて対応しており、外注先をできるだけまとめて、管理工数を低減したいというご要望にお応えしています。
組み込み機器 受託開発・生産センター.comを運営するサンエスでは、当事例のように基板の設計開発を行っています。回路設計・基板設計、そして組み込みソフトウェアの一貫した開発により、基板の開発ニーズにお応えします。九州・中国地方にて、基板開発の委託先をお探しの皆様、お気軽に当社にご相談ください。