キーシステム用受信基板 開発
製品分類 | 通信基板(受信基板) |
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業界 | 住設機器 |
提供したサービス① | 回路設計 |
提供したサービス② | 基板設計 |
提供したサービス③ | ファームウェア開発 |
提供したサービス④ | 基板実装 |
お客様の課題
住設機器メーカー様より、スマートキー用基板と無線通信を行い動作を制御する受信基板の開発依頼を頂戴しました。当キーシステムではスマートキーとの連携の他、スマートフォンから施錠・解錠を行います。
また、金属製のドアの中に組み込まれる基板であり、通信不良がでやすいといった懸念点もあり、対策が必要でした。
開発委託先の選定において、お客様として
・回路・基板設計からファームウェアの開発までの一貫対応が可能
・企画段階から参画し、設計・試作開発~量産まで一貫して対応できる
・通信機器用基板の開発実績が豊富
といった要件がありましたが、お客様のご要望に合致する当社をご選定頂きました。
当社の提案・サービス
今回の基板では、制御は基本的に、マイコンにて行っています。小型化要望、コストダウン要望も頂戴していたため、小規模マイコンを使用しOSを用いずにソフト制御を行っています。また、OSを使用せず独自のマルチタスク制御を活用し、高速化を実現しています。
また、スマホとの連携については、選定された通信インターフェースであるBLEに対応可能な形で基板開発を行っています。
当基板は金属製のドアの中に搭載しますが、電波を吸収して無線通信ができないという点に懸念点がありました。試作機を実環境に設置し、アンテナの改良を加えながら、問題なく電波を受信できるリーダー基板の開発を実現しました。
また、無線通信用の基板でありノイズにより受信感度が低下したり、動作不良が発生したりするため、パターン設計段階でのノイズ対策はもちろん、電波の種類(3種類)ごとに電源を分離するなど回路設計段階からノイズ対策を徹底することで、安定動作が可能となっています。
組み込み機器 受託開発・生産センター.comを運営するサンエスでは、当事例のように通信基板の設計開発を行っています。回路設計・基板設計、そして組み込みソフトウェアの一貫した開発により、基板の開発ニーズにお応えします。九州・中国地方にて、基板開発の委託先をお探しの皆様、お気軽に当社にご相談ください。