キーシステム用モータ制御基板 開発
製品分類 | モータ制御基板 |
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業界 | 住設機器 |
提供したサービス① | 回路設計 |
提供したサービス② | 基板設計 |
提供したサービス③ | ファームウェア開発 |
提供したサービス④ | 基板実装 |
お客様の課題
住設機器メーカー様より、自社ブランドで販売しているキーシステムの基板開発の依頼を頂戴しました。鍵(サムターン)を回すためのモータを制御するための基板です。
モータ制御だけでなく、有線による他基板との通信、そして施錠・解錠の動作履歴を残せるようにする必要があり、それらの仕様を網羅した基板開発を行う必要がありました。
当基板の設計・開発委託先として、複数のメーカーが候補にありましたが、回路・基板設計といったハードウェア領域、そしてファームウェア開発といった組み込みソフトウェア領域に対応が可能で、さらに基板実装といったものづくりまで対応できる当社を選定頂きました。
当社の提案・サービス
当基板では2つのモータを制御しています。
モータと電源の距離が物理的に長く、電圧降下により電流が下がってしまい動作不良の発生が懸念されましたが、電圧降下を抑えるために、低消費電力制御を行っています。2つのモータを確実に動作させるために、当社がもつモータ制御のノウハウを十分に活用して開発しました。
また電源についてですが、ワンチップの電源ボードを使用すると電源ノイズがひどかったため、カスタム電源として当社で開発し、ノイズ対策を徹底しています。
その他、他社の基板との連携についてはRS485,RS232Cの通信規格を採用し、問題なく連携ができるよう、当社基板側でもノイズ対策をはじめ対策をし、安定稼働を実現しました。
組み込み機器 受託開発・生産センター.comを運営するサンエスでは、当事例のように基板の設計開発を行っています。回路設計・基板設計、そして組み込みソフトウェアの一貫した開発により、基板の開発ニーズにお応えします。九州・中国地方にて、基板開発の委託先をお探しの皆様、お気軽に当社にご相談ください。
当事例のその他の特徴