コストダウンに繋がる部品選定のポイント
製品開発において、部品のコストダウンは、製品原価の削減につながり、利益率を高めることが可能となります。また、製品価格を下げることで、販売量やシェアを増やすことに繋がり、市場での競争力を高めます。ただし、単純に安い部品を選ぶだけでは、製品の故障や品質の低下に繋がり、品質や信頼性の問題が発生する可能性もあります。ここでは品質を保ちながらコストを抑えるための部品選定のポイントを紹介します。
1.汎用品の積極的な採用
カスタム部品ではなく、量産効果のある汎用品を採用することで、材料コストを大幅に抑えることができます。例えば、抵抗、コンデンサ、ICなど、一般的に流通している部品を選ぶと、部品メーカー選定の幅が広がり、安価な部品を採用することが可能となります。
2.海外製部品の活用
部品の調達コストを削減する効果的な方法のひとつが、海外製部品の活用です。ただし、海外製部品の採用に当たっては品質の保証が重大な課題になります。しっかりとした事前の評価、また購入時は信頼できるサプライヤーから調達することが重要です。
3.材料変更によるコストダウン
使用する材料によっては、ほぼ同性能であり、かつ安価な材料が存在する場合があります。性能に問題ないことを確認した上、材料を変更することでコストダウンに繋がります。
4.代替部品の検討
ディスコン(生産終了)部品は、コスト増や納期遅れの原因になるため、代替部品を早めに検討することが重要です。互換性のある部品を採用すれば、安定した生産体制を維持しつつコストダウンも可能です。
5.精度は適切なレベルにする
品質の高い製品を作るためには、精度の高い部品を使用する必要がありますが、精度の高い部品はコストが高くなります。そのため、精度の必要な部分と必要のない部分を見極め、適切なレベルの部品を使用することが、部品のコストダウンに繋がります。
6.まとめ
部品選定は、コストと品質のバランスが重要となります。品質や性能を維持しながら、お客様が求める価値を提供し、コストを抑えることで、競争力の高い製品を作ることが出来ます。
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