家庭ミシン用制御・電源等 各種基板
製品分類 | 制御基板 |
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業界 | 家電 |
提供したサービス① | 回路設計 |
提供したサービス② | 基板設計 |
提供したサービス③ | ファームウェア開発 |
提供したサービス④ | 基板実装 |
お客様の課題
家庭用ミシンの制御基板を開発した事例です。制御基板、電源基板、パネル操作基板、表示基板を含めた10種の基板開発を行っています。
お客様内でファームウェア開発および回路設計・基板設計に強いエンジニアがおられず、当社にご相談頂きました。機能・信頼性含め、お客様の要求仕様を実現することはもちろん、低コストで基板製作が行えるようにご要望を頂戴しています。
当社の提案・サービス
制御基板の中でメイン基板やモータ制御基板を開発しています。メイン制御基板については、PCと接続し、PC側で作成した動作データに基づき稼働できるように通信基板としての役割も持つように設計しました。この通信はUSBにておこなっており、LCDコントローラとの通信、ファンクションテスタとの通信についてはRS-232Cにて行うことができる仕様にて開発しています。
USBで受信した刺繍パターンデータを一時的にシリアルフラッシュメモリに格納しておき、縫い動作をするときにモーター制御や表示制御など他のリアルタイム処理をしながらメモリアクセスを行い、必要なデータを読み出す必要がありましたが、OSを採用せず弊社開発のファームウェアで遅延なくデータを読み出すことができ、スムーズな動作を実現しました。
制御基板に使用しているマイコンは端子が少なく、制御信号を切替えながらステッピングモータ 6個をひとつのマイコンで制御しています。
また、設計だけでなく基板実装についても一貫対応していますが、上記の制御基板を含めた10種の基板について、すべてベトナムの協力工場にて実装し、検査の上現地に納品しています。
組み込み機器 受託開発・生産センター.comを運営するサンエスでは、当事例のように通信基板の設計開発を行っています。回路設計・基板設計、そして組み込みソフトウェアの一貫した開発により、基板の開発ニーズにお応えします。九州・中国地方にて、基板開発の委託先をお探しの皆様、お気軽に当社にご相談ください。