組み込み機器の開発を依頼するに当たってのポイント
開発を依頼するに当たって課題
組み込み機器の開発を依頼した後で、「なかなか思うように進まない…」、「設計の手戻りが多い…」、「予定していた開発期間を超過してしまっている…」といった課題をよく耳にします。開発難度が高い、また開発期間が短ければ、なおさら多くの課題に直面します。ここでは、組み込み機器の開発を依頼するにあたり、押さえておくべき考え方・ポイントをご紹介します。
幅広い領域に対応できる委託先の選定
組み込み機器ユニットの開発・設計をスムーズ進めるために、最も重要なことは”幅広い設計領域を一貫して対応できる委託先を選定することです。組み込み機器の開発に当たっては、ハードウェア設計とソフトウェア設計、メカ設計の各設計者のコミュニケーションが非常に重要になります。ハードウェアの問題をソフトウェア側でカバーするケース、また逆のケースもあり、また、熱対策や静電気対策については、ハードウェアとメカの設計者が連携をとって解決するケースがよく見かけれます。回路・基板設計・ソフトウェア設計や機構設計など幅広い領域へ一貫して対応できる委託先を選択することが、課題解決の重要なポイントになります。
要求する仕様を明確に
開発をスムーズに進めるためには、要求する製品の仕様を明確に伝える必要があります。
開発委託先へ、押さえておくべき製品の特長や機能を明確化しておくことが重要です。この要望が明確でないと、どうしても詳細仕様のすり合わせや検討に時間を要し、開発が遅れるなんてことにもつながりかねません。以下に、明確化しておくべき要求仕様の一例を示します。
・製品用途
・詳細機能
・使用環境
・使用年数
・規格認証
・開発コスト
・製品コスト
基本的な要件とはなりますが、参考としてください
組み込み機器の開発なら、当社にお任せください。
組み込み機器 受託開発・生産センターを運営する株式会社サンエスは、組み込み機器の受託開発を行っています。また、当社は、回路設計・基板設計、メカ設計といったハードウェアの設計領域から、組み込みソフトウェア、システム開発といったソフトウェア領域まで、一貫対応が可能です。 お客様のご要望にお応えするために、要件の整理、要求仕様書の作成など徹底してサポートしますので企画段階から是非ご相談下さい。
技術情報・技術コラム

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ソフトの不具合はなぜ再現しにくいのか
「現場では確実に発生しているのに、手元では再現できない」組込み開発において、最も時間を奪われるのが“再現しない不具合”です。ログには痕跡が残っている。しかしテスト環境では正常に動く。
こうした現象は偶然ではなく、ソフトウェアの構造や実行環境に起因する“必然”であることが少なくありません・・・

- メカ設計
ねじ締結設計の基本 緩み防止と再組立性を考慮した設計術
製品の信頼性を支える要素のひとつが「ねじ締結設計」です。振動や温度変化がある環境では、ねじの緩みが不具合の原因となることも少なくありません・・・

- 電子回路設計
ノイズに強い電源ライン設計 アナログとデジタルの分離レイアウトのコツ
制御基板において、電源ラインの設計は動作安定性を左右する重要な要素です。特にアナログ回路とデジタル回路が混在する基板では、スイッチングノイズや電流変動が信号品質に影響を与え、誤動作や測定精度低下の原因となります・・・

- 組み込みソフトウェア
状態遷移設計が長寿命ソフトを生む
組込みソフトウェアは、出荷後も長期間にわたり現場で動き続けることが前提です。そのため、単に「動く」だけでなく「壊れにくい」「拡張しやすい」「解析しやすい」構造であることが求められます・・・

- メカ設計
機構と基板を融合させる「メカ・エレ融合設計」の現場実例
製品の小型化・高密度化が進む中で、従来の「メカ設計(筐体・機構)」と「エレ設計(電気・基板)」を分業で進める開発手法には限界が見えつつあります。限られた筐体スペースの中で 制御基板、センサ、コネクタ、ケーブル、モータ、放熱構造などを最適に配置するには・・・

- 電子回路設計
高電流駆動基板の放熱設計とレイアウトの工夫
モータやヒータ、ソレノイドなどを制御する高電流駆動基板では、設計上の重要課題として「発熱対策」と「レイアウト設計」が挙げられます。電流が大きくなるほど 配線損失による温度上昇や素子の熱劣化が発生しやすくなります・・・

- 組み込みソフトウェア
テストしやすいファームウェア構造とは
組込みソフトウェア開発において 動作検証(テスト工程)の効率と精度は製品品質に直結します。特に 制御機器や産業用装置、医療機器などではファームウェアの不具合が製品全体の信頼性を左右するため開発段階から「テストしやすい構造」を意識することが不可欠です・・・

- メカ設計
構造・熱・振動を考慮した信頼性設計 長期安定計の工夫
製品の信頼性を確保するうえで、構造・熱・振動は避けて通れない設計課題です。いずれも目に見えにくい要素であるため 開発初期の段階から考慮するかどうかが長期安定性を大きく左右します・・・

- 組み込みソフトウェア
- 組み込みハードウェア
通信回路における信頼性向上 – UART・CAN・BLEの最適化事例
近年の組込み機器では システム間やデバイス間の通信がますます重要になっています。複合機やFA機器、スマートキー、医療装置など、どの分野でも複数のマイコンやセンサー無線モジュールが連携しながら動作しています・・・

- 組み込みソフトウェア
- 組み込みハードウェア
センサー信号処理の工夫 – デジタルフィルタとキャリブレーション設計
組込み機器の多くは 温度・圧力・角度・光・加速度など、
さまざまなセンサーからのアナログ信号を基に制御を行っています。
しかしセンサー信号には「ノイズ」「ドリフト」「感度誤差」など、不安定要素が常につきまといます。
これらをそのまま制御演算に取り込むと、誤動作や制御ずれが発生する要因となります。
そのため、センサー信号をいかに“正しく・安定して”扱うかが制御開発の品質を左右します・・・


