組立・生産を考慮したメカ設計のポイント
メカ設計を進める中で、組立・生産を考慮して設計することは、工程の効率化によるコスト低減や部品点数削減などにつながり、競争力を出すことができます。また、組立を簡素化、生産性を安定化させることで、品質の向上にもつながります。ここでは、組立・生産を考慮したメカ設計を行うための設計ポイントについて紹介します。なお、具体的な事例を記載した内容については、当サイトの“設計のポイント”や“技術資料”に記載していますので、参照ください。
サブユニット化する。
設計段階で、製品内をサブユニット化することで、工程をメインラインとサブラインに分けライン管理がし易くなります。また、ユニットごとでメンテナンスが出来れば、サービスマンの作業時間短縮にもなります。
一方向から組み立てられるよう配慮する。
同一方向から、部品を組み立てできるため、組立部品を反転する手間がなくなり、組立時間の短縮につながります。また、部品が落下するリスクも回避できます。
生産性を考慮した治具設計
生産に使用する治具には、「組立時間の短縮」、「組立精度の向上」、「品質の標準化」を考慮した機能と形状が求められます。そのためには、組立ピンなど部品の位置が正確に決まる構造であること、また治具自体の精度が保てる構造であること、部品が確実に保持できる構造であることが重要となります。また、使い易さや、メンテナンス性をよくすることが、生産性の向上や生産ロスの削減につながります。
輸送性を考慮する
部品の形状によっては、輸送箱への入り数が少なくなり、輸送コストが割高になります。輸送箱を意識し入り数が増やすことで輸送コストを下げることができます。
ネジの削減
ネジが多いとネジの締め付け作業が多くなり、組立に時間がかかったり、コストが増えたりします。対策の一例として、爪形状で引っ掛けることでビスを削減します。また、使用するネジの種類を少なくすることも、生産性の向上、費用の削減につながります。
置きやすい形状にする
部品が置きにくいことによって、組立が難しくなることがあります。置きやすい形状にすることで組立し易くなり、作業効率化、品質低下の回避が行えます。
部品に組立の目印となるケガキ線や段差をつくる
ラベルやシート等を貼り付けるときに、目印となるケガキ線や段差をつくることで、基準が明確となり作業がし易くなり、位置精度の向上や作業時間を短縮することができます。
組立を考慮して調整機構を設けておく
いくつもの部品が組み合わさると寸法公差が積み上がり設計上狙っている位置からずれることがあります。あらかじめ位置のずれが懸念される場合、調整機構を設けることで組立した時の位置のずれをなくすことができます。
組み込み開発なら、当社にお任せください。
組み込み機器 受託開発・生産センターを運営する株式会社サンエスは、組み込み系装置の受託開発を行っています。また、当社はメカ設計・回路設計・組み込みソフトウェアの知見を持つエンジニアが在籍し、メカ・ハード・ソフトから全体設計を行うことで、要求仕様・要求動作を実現するための最適な設計を行います。ご検討の際は、お気軽にお問い合わせください。


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