1.概要
ユーザーが触ることのできる板金エッジには保護が必要です。板金の打ち抜きには必ずバリが発生し、そのままの状態ではエッジで怪我や事故が発生してしまいます。その為に後加工などを施し、安全な製品作りが求められます。
※バリの除去は切削加工の面取りと同じ意味合いを持ちます。
2.面打ち(面押し)加工
板金の打ち抜き時に発生したバリを金型の工程で潰す加工になります。ただ生産する数量によっては、後加工をしたほうが割安になる場合もあります。
3.フライス加工
後加工の代表例として、テーブルに固定したワークに対し、回転する工具を押し当てる加工方法です。
4.板金エッジの規格
エッジの判定はUL規格(UL1439)等で試験方法が定められています。
■UL1439規格