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設計のポイント

ダンピング抵抗の決め方

分類 電子回路設計のポイント

設計のポイント

1.MOS FET等の容量を持つ入力に接続する場合

MOS FET等の容量を持つ入力に接続する場合

MOS FETの入力(ゲート)はコンデンサと同等であるので、
入力がLからHになる瞬間は電荷のチャージにより瞬間に電流が流れます。
IC1がマイコンの場合、リセットがかかる場合があります。

〇RSの抵抗値設定

・IC1の出力が Lから Hになった時、IC1の許容できる出力電流以下になるようRSを設定します。
抵抗値が高いとMOS FETのゲートへ充放電する時間がかかり、信号を伝達する速度が低下します。

2.信号の乱れ対策

信号の配線に容量(C)、コイル成分(L)がある場合、(プリント基板上の配線も含む)
オーバーシュートとアンダーシュートを繰り返す場合があります(信号反射によるリンキング)。
配線に抵抗を入れて乱れを抑えることができます。
一般には数百Ωまでがよく使われます。

ダンピング抵抗有無の波形例(シミュレーション波形であり実際の回路による波形ではありません。)

信号の乱れ対策

[参考]
抵抗値が高いと波形が鈍り、
信号を伝達する速度が低下しますが波形の乱れを防ぐ効果は高くなります。

抵抗値が低いと波形の鈍りは減り、
信号の伝達速度が速くなりますが波形の乱れを防ぐ効果が低くなります。

補足情報

当設計のポイントを含む、技術資料「マイコン周辺回路 設計開発のポイント」のダウンロードが可能です。是非ご確認下さい。

>>ダウンロードはこちら!

周辺回路

 

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