プログラムの暴走とは、想定外の要因で制御不能な状態になることです。
暴走原因:プログラムの不具合、ノイズなどでハードウェアが誤動作
正常な状態に戻すには、プログラム/システムの初期化が必要となります。
マイコンにはウォッチドッグタイマ(WDT)という機能が付属しており
この機能を使用することで、プログラムの暴走に備えます。
暴走対策: WDT機能を使用
WDTの特徴
WDTには、以下の特徴があります。
・カウントは、アップカウント(一定時間ごとに+1カウントする)
・カウントがオーバーフローすると、マイコンのリセットを行う
プログラムの動作中は、WDTのカウントがオーバーフローしないように
カウント値(一般的には、”0″ )を書き込む必要があります。
暴走した場合、カウント値の書き込みが行われませんので、
その結果WDTカウンタがオーバーフローしてしまいマイコンのリセットが発生します。